長崎の春を彩る花々の祭典『おおむら花まつり』

おおむら花まつり

長崎県大村市では、「花のまち おおむら」として知られ、春から初夏にかけて美しい花々が咲き誇る季節が訪れます。この時期に開催される「おおむら花まつり」は、多くの観光客や地元の人々に愛されるイベントです。ここでは、おおむら花まつりの魅力と見どころについて詳しくご紹介します。

おおむら花まつりの概要

おおむら花まつりは、毎年3月下旬から6月中旬にかけて開催されます。メイン会場は、大村市の大村公園と裏見の滝自然花苑です。

それぞれの場所で、国指定天然記念物である「オオムラザクラ」含む20種類以上、約2,000本の桜や、彩鮮やかな約40種類、約6,000本の世界のシャクナゲ、約30万本の花菖蒲を楽しむことができます。

イベントスケジュール

大村桜まつり

  • 開催日: 2024年3月24日(日)
  • 場所: 大村公園

大村公園は、日本さくら名所100選にも選ばれた桜の名所で、国指定天然記念物である「オオムラザクラ」をはじめ、約2,000本の桜が咲き誇ります。桜まつりの期間中は、夜にはライトアップされた桜が幻想的な風景を演出し、多くの花見客で賑わいます。

見どころと体験

大村桜まつりでは、園内に咲き誇る約2,000本の桜が訪れる人々を迎えます。桜のトンネルを歩くと、花のアーチが頭上に広がり、まるで花のシャワーを浴びているかのような感覚に包まれます。夜にはライトアップされ、日中とは異なる幻想的な雰囲気が楽しめます。桜のライトアップは、ロマンチックなデートや家族連れでの訪問にぴったりです。

「オオムラザクラ」は、長崎県大村市で発見された桜の品種で、美しさと希少性で知られています。花は八重咲で花びらは通常20~30枚もあり、一つ一つの花が非常に華やかな種類の桜です。花の色は淡いピンク色で、咲き始めは濃いピンクですが、満開になると少しずつ色が薄くなり、最終的にはほぼ白色になります。また、ほのかに甘い香りがするのも特徴の一つ。花見をしながら、その香りを楽しむことができ、訪れる人々の五感を満たします。

飲食ブースとイベント

桜まつりの期間中は、公園内に飲食ブースが設けられ、地元の特産品や軽食を楽しむことができます。また、ステージイベントやパフォーマンスも開催され、訪れる人々にエンターテイメントを提供します。

おおむら花菖蒲まつり

  • 開催期間: 2024年6月上旬(予定)
  • 場所: 大村公園

6月には、大村公園で約30万本の花菖蒲が見頃を迎えます。花菖蒲まつりでは、色とりどりの花菖蒲が園内を彩り、その美しさに魅了されることでしょう。

見どころと体験

花菖蒲まつりの見どころは、30万本もの花菖蒲が咲き誇る光景です。花菖蒲の花は、紫や白、黄色など多彩な色合いを持ち、その美しさは圧巻です。散策路を歩きながら、色とりどりの花菖蒲をじっくり鑑賞することができます。

写真スポットとイベント

公園内にはフォトスポットが多数設置されており、美しい花菖蒲を背景に写真を撮ることができます。また、花菖蒲に関連したクラフトワークショップやガイドツアーも開催され、花に関する知識を深めることができます。

裏見の滝自然花苑しゃくなげ祭り

  • 開催期間: 2024年3月23日(土)~4月25日(木)
  • 場所: 裏見の滝自然花苑

裏見の滝自然花苑では、約6,000本のシャクナゲが咲き誇ります。岩肌から流れ落ちる美しい滝と共に、鮮やかなシャクナゲの花を楽しむことができます。しゃくなげ祭りでは、自然の息吹を感じながら花々を鑑賞できる贅沢な時間を過ごせます。

見どころと体験

しゃくなげ祭りの見どころは、裏見の滝を背景に咲き誇る約6,000本のシャクナゲです。滝の音を聞きながら散策すると、心地よい涼しさと共に、シャクナゲの花の香りが漂います。滝と花の共演は、他ではなかなか味わえない特別な体験です。

自然体験とイベント

自然花苑内では、シャクナゲのガイドツアーや自然観察会が開催され、植物や自然環境について学ぶことができます。また、地元の特産品を販売するブースや軽食を楽しめるエリアもあり、一日中楽しめるイベントが満載です。

交通アクセス

大村公園

裏見の滝自然花苑

おおむら花まつりは、長崎県大村市で春から初夏にかけて開催される花々の祭典です。桜、花菖蒲、シャクナゲと、様々な花々が見頃を迎え、訪れる人々に感動を与えます。自然と花々に囲まれた贅沢なひとときを過ごしに、ぜひおおむら花まつりにお越しください。みなさんのご来場を心よりお待ちしております。


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